労災保険は労働者における補償
労災保険は概ね、事業活動を営む企業においては、労働者の業務上及び
通勤の災害に対して、その本人と家族に補償がおりる保険の事です。
労働者は仕事に携わる時間拘束においては常に危険がつきまとうものと
認識しながら業務遂行していく必要があります。
その時間内で、怪我などの災害にまきこまれてしまう危険性が
潜在化している考えるべきでしょう。
ホワイトカラーの職種だと中々、そのような意識が希薄になりがちですが、
いつなん時、業務上で災害の影響を受けるという可能性があるわけです。
特に建設業に携わる労働者においては、その傾向は顕著だと言えるでしょう。
よって、建設現場では、常に危険との隣り合わせの業務となる為、
業務開始前の安全管理が徹底されています。
潜在している危険性を顕在化して、各自が認識することで事前予知による
危険回避を行うわけです。
それは、ホワイトカラー等の事務職でも同じことが言えます。
災害の可能性が低いかもしれないのですが、決してゼロとは
言えないでしょう。
もしもの災害での怪我、死亡事故になった時に初めて
労災保険が適用されるのです。
その考え方は通勤途上も同様として扱われます。
通勤時間も業務に必要な拘束時間と考えるべきですが、ここでの
事故や災害に対しての怪我等も労災保険の対象となります。
よくあることですが、サラリーマンが仕事帰りにお酒を飲んで帰ると
いう場面で、帰宅途中に事故に巻き込まれてしまうことです。
不幸にして正規の通勤ルートてなかった為に、労災保険の適用に
なるか否かということもなります。
従って、私達は労災保険の対象を時々において認識しておくことも大事です。