介護員の労災保険
労災保険とは勤務先での業務上の疾病など、病院に掛った時におりる保険金です。
労働者を守る企業が強制的に入っている保険です。
労災保険には適合する基準が設けられています。
場所や時間です。勤務通勤中から勤務時間内となっています。勤務にかかわった時間となっています。
労災保険の適合疾病に関しては事業主に相談してみることをお勧めします。
やむ追えず怪我をしてしまったのですから、労災保険が降りて使えるのなら労働者としては大変助かります。でも怪我の程度では申告出来なかったり、言いづらいものもあります。
私の場合は介護員だったのですが、勤務時間内に腰痛ヘルニアが発症しました。
介護現場は腰を使う仕事のため、これを認めると多くの人が適合することもあり、認めない事業所が多いようです。
私の事業所はやむなく認めてくれたことになります。
事業所は労災保険を使うことにより事故報告書を作成し、現場で事故防止の対策を練ったりしなくてはならないリスクも発生するから嫌がります。
また保険料も上がるようです。
私もそのように所長から言われました。
しかし現場で働く者にとっては勤務できない体になってしまったのですから、保障はしてほしいと切望しました。
1カ月くらいたって労働基準監督署から来所の通知が来ました。監督署では事故報告書を詳しく書くために場面に応じて起きたことを話さなくてはなりませんでした。決して責められたりはしませんでした。この数カ月後に支給金がおりました。病院治療費は窓口負担はゼロでしたので、治療に掛って休業した日数の想定勤務給料の80%が受け取れました。
体が勤務上の怪我や病気で収入が減るような事態の時には、会社に相談することをお勧めします。