労災保険の意味とその種類について
まず、労災保険に加入するとどのような保険給付を受けることが出来るかというと、労働保険に加入している方は、業務上での災害や通勤時の災害に対して、加入している労働者が負傷したり、疾病にかかってしまった場合や死亡、高度障害が残ってしまった場合に被災労働者やその家族に所定の給付金が支払われる制度です。
その他にも、被災労働者の社会復帰のための促進や遺族の方への援護等も行っています。
次に保険給付の種類について以下に記します。
①療養給付
労災病院または、労災指定医療機関で療養する場合の給与と療養の費用が保証されます。
上記以外の病院で治療した場合は、賃金を受け取れない日が4日以上続く場合、休業保証を受けることができます。
②障害保証給付
障害等級1級から14級に該当する障害が残ってしまった場合、それぞれの階級にあった障害保証を受けることができます。
③遺族保証
被災労働者がなくなった場合、遺族は一時金や葬祭料を受け取ることができます。
遺族(補償)給付 遺族(補償)年金 業務災害又は通勤災害により死亡した場合(法律上死亡とみなされる場合、死亡と推定される場合を含む。)
遺族(補償)一時金 01.遺族(補償)年金を受け取る遺族がいない場合
02.遺族(補償)年金の受給者が失権し、他に遺族(補償)年金を受けることができる遺族がいない場合で、すでに支給された年金の合計額が給付基礎日額の1000日分に満たないとき
重度障害や介護を要する病気にかかった場合は、規定により、 給付金を受け取ることができます。