労災保険に加入しなくても良い場合とは？
労災保険は一定の条件を満たしている企業なら加入しなければいけない義務があるので、ほとんどの企業では就職したら自動的に労災保険に加入することができます。しかし、例外として労災保険に加入しなくても良い場合があります。
それは、個人事業や自営業で農業や水産業をおこなう場合に、雇用者が５人未満の場合です。つまり、個人事業や自営業の農業や水産業で労働者が５人未満の場合は労災保険に加入しなくても良いということです。このような規模の農業や水産業に就職をする場合は事故や怪我をしても労災保険が使えないというリスクもあるので、しっかりと確認してから働き始めた方が良いでしょう。
しかし、労災保険が使えないとなると、万が一の事故や怪我の時に不利となってしまうので、できることならもっと規模の多い就職先にして、労災保険の安心を手に入れたほうが良いと思います。労災保険に加入している企業に就職すれば雇用形態に関係なく自動的に雇用されたら労災保険に加入することができます。
なので、正社員はもちろんのこと、契約社員でも派遣社員でもアルバイトでもパートでも万が一の怪我や事故の場合、労災保険を問題なく使うことができるということです。働いている人の中には、アルバイトやパートだから労災保険が使えないと思っている方も意外に多いし、また、企業によっては、あなたはアルバイトだから労災保険が使えませんなんて嘘をついてくるケースも稀ですがあります。騙されて損をしないように注意しましょう。